毎週木曜日にあるドラマ「不毛地帯」は、唐沢寿明が主演だ。
病院では、消灯が9時30分だったので見れなかった。 退院して、見れた。 そういえば、 ドラマ「小早川伸木の恋」も唐沢寿明が主演だったことを思い出す。 忙しい、真面目な医者役だった。 家庭の時間が十分に持てなかったことによる、家庭不和を扱ったドラマだった。 今やどこの先生も、忙しいのかもしれない。 僕が入院した会社の病院の先生の場合、どうなのかと考えてしまう。 僕の会社の創業者は、体が弱かった。 弱かった故に、人に頼って、人を信頼して、大きな事業を起こしていった。 その会社も、創業者の名前が取られるような時代になった。 創業者の精神が、益々希薄になってきている。 そんな中、創業者が造った病院名には、 まだ創業者の名前が残っている。 それ故だろうか・・・・、その病院は温かい。 創業者の精神「人を大事にする」が、残っている。 先生も、看護士さんも、その他スタッフも、みんなみんな立派だ~! 生き生きと働いていらしゃる~! そして、 莫大な入院、手術費もかかるのかと思ったら、 会社の健康保険組合から援助がいっぱい出て、結局支払った金額は3万円をきった。 何も心配しないで入院できることを、あらためて知った。 会社の病院だから特別なのであった。 創業者のお陰だと思う。 感謝あるのみ。 さて、僕の主治医のK先生は、 30歳中ごろで、やせていて、色白で、僕の息子に似ている。 真面目で、繊細だ~。 今回入院して、先生はいろいろと忙しいことを知った。 いつも外来の仕事(9時から13時まで)以外、何をされているのかと思っていた。 それがわかった。 外来の前には、手術した入院患者のベッドを見回っている。 そして、夕方にも回ってくる。 いつも7時過ぎまで働いている。 そして週末の土日も病院に来られている。 入院患者に対応するためだ。 K先生は、独身なのであろうか? でないと、家庭が心配だ。 いや、それなりの理解ある女性と結婚されているのかもしれない・・・。 僕の息子、脳外科医に向いているように思う。 手抜きをしない、丁寧、真面目、神経が繊細だ~~。 それにしても、息子はK先生に似ている。 #
by eaglei
| 2010-02-04 23:59
最近は定時で仕事を終えて帰るので、
早い時間のニュース番組が見れます。 いつも見ているのは、18時40分から始まるTBS系列の「THE NEWS」。 その前に天気予報があって、その時に流れているBGMが好きです。 曲名を思い出せなかったけど、やっと思い出せました。 James Blunt の曲「You're Beautiful 」 この曲に関して、 前にもこのブログで記事に書いていたのでしたっけ・・・・。 今回は、BBCでのライブのものを載せます。 とってもいい曲です。 恋のせつなさが伝わってきます。 手術で取り戻した爽快感をもって、聴いています。 この曲が使われたドラマ「小早川伸木の恋」を、また観たくなります。 原作は、柴門ふみ作の漫画だそうですが読んでません。 #
by eaglei
| 2010-02-03 22:26
(前日の記事からのつづきです)
手術後、 名前を何度も名前を呼ばれて、麻酔から覚醒します。 まず思ったのは、男にとって大事なあそこの違和感。 それは~それは~~気持ちが悪いものでした。 なんと~! 大事な敏感な先の尿道に、管が差し込まれていたのです。 見たのでなくて、手術の助手をされた看護士さんが説明してくれたのです。 その違和感は、 「膀胱に尿がめいっぱい溜まっているのに、放尿したくてもできない」 そんな感覚です。 「抜いてくれ~、だずげてくれ~」 って叫びたい気持ちでした。 切り刻んだ部位の痛みよりも、それが強烈でした。 排尿感を味わいたくて、りきんでみても叶いません。 だって尿は管を通して垂れ流しで、膀胱には残っていないのですから。 ただ、管が尿道を圧迫するので、 その関係で尿意をもよおすだけなのです。 病室に戻った時、看護士さんに時間を聞きました。 「13時40分です」 と返ってきます。 病室から手術室に向かったのは9時だから、4時間40分にもなります。 たいへんな手術だったんだなぁ~と思いました。 それから夕刻まで、尿道の違和感に悩まされました。 その願いが通じたのか? 19時頃に尿道から管が外されました。 女性の看護士さんがするから恥ずかしいのですが、 もう早く抜いて欲しさから、もうそんなこと構っていられませんでした。 抜くとき、痛かった。 その後、ある程度ダメージがある所為か、排尿の度に痛みが走りました。 ともかく、管から開放されてホッとしました。 それからは次は、意識が切り刻まれた部位に集中します。 「ギシギシ~、ブチュブチュ~」と体が、 刻まれた部位を必死で修復しようとしていることが感じられます。 痛いのです。 座薬をお尻に押し込まれたのですが、その痛みは消えません。 もっと強い「痛み止め」を使って欲しかったけど、 軽微な喘息があるからと、使えなかったのです。 眠れぬ夜を過ごしました。 左腕には点滴、右腕には血圧と血液中の酸素濃度を自動計測するものが付き、 両足には血栓予防にマッサージ器が取り付けられています。 寝返りもままならず、痛みにノタウチマワルだけでした。 痛みを看護士さんに何回も訴えて、翌朝は違う「痛み止め」に変えてもらいました。 喘息を誘発する物質が含まれているけど、 もともと喘息なんてほとんどありません。 変えてもらった「痛み止め」の「ロキソニン」は、抜群に効きました。 痛みがすっかり消えたのです。 早くから、「ロキソニン」を使って欲しかった。 看護士さんに「ロキソニン」の効果のすごさを言ったら、 「そうなのよね~、座薬では効かないと思っていた」 なんて返ってきました。 「なら、早くに変えてくれよ~」 と思ったけど、 先生が喘息のことにこだわって止めていたから、致し方なかったのでしょう。 ともかく、頓服薬の「ロキソニン」の痛み止め効果は、スゴイです! 退院後、家に帰って冷蔵庫に保管している頓服薬を見たら、 なんと同じでした。 歯の治療を前にしたときにもらっていたものです。 「なんや~、通常に使われている頓服薬やん~~」 と知ってガク~~。 6時間おきに「ロキソニン」を飲んで、その後は快適でした。 病院生活を楽しむほどに~~^^ 病床から、いつも空を眺めていました。 #
by eaglei
| 2010-02-02 23:59
無事に手術を、大成功で終えることができました。
自分にとって大きな勝利でした。 しかし、思っていたほどに簡単ではなかったです。 手術にともなう苦痛は、予想以上のものでした。 辛かった。 さて、8年前にも同じところを手術しています。 その時はまあまあ大したことなくて、今回も同じように考えていました。 ところが、今回は前回と違いました。 それは麻酔のこと。 前回は全身麻酔で行われたと思っていました。 病室で点滴されて、手術室へ運ばれる途中から意識が無くなって、 簡単に麻酔が効いたのです。 意識を持ったのは手術の途中だけで、 手術中にちょっと痛みを感じて、 そのことを執刃医の先生に告げて、またすぐに意識を無くしました。 その時のことを覚えています。 内視鏡を使っての手術だったので、その光を見たこと。 手術中で痛み(たいした痛みでない)を感じて、そのことを自分で話せたこと。 手術中に、看護士さんと執刃医の先生が楽しそうに話してをされていたこと。 いずれも断片的な一瞬でしたが・・・・、確かに意識が戻ったのです。 手術を終えてまともに意識が戻ったのは、 病室に戻ってからです。 そんなんで、前回の手術は楽勝でした。 今回も同じだろうと考えていたのですが・・・・・・。 麻酔の違いをまず知ったのは、手術前の麻酔科の先生を問診をした時です。 僕は前回の手術を全身麻酔と聞いていたし、信じていました。 ところが前回のことを話すと、それは全身麻酔でないと麻酔科の先生は断言されました。 全身麻酔は、肺呼吸まで停止するほど機能を眠らせるから、 聴覚、視覚を持ったり、話すことなでできないと・・・・。 肺呼吸まで停止するとは知らなくって、ちょっとびっくり。 機械を使って、人工的に肺呼吸をさせると言う。 そうならば、話すこともでけへんわけや~と納得。 その時は、「へぇ~そうなんだ、違うのかぁ~~」 ぐらいにしか思わなかった。 いずれにしても、麻酔ってどんなものも、 徐々に意識を失って、徐々に戻ってくるものと思っていた。 今回の手術では、自分で歩いて病室から手術室に行って、 手術台に寝そべるのです。 「手術室って、広いなぁ~」って印象を持ちました。 それも手術室がいくつもあります。 同時に3人手術するようで、他の二人の方も待機されていました。 二人の手術の助手をされる方と挨拶をして、 すぐに手術台に案内されます。 左腕に点滴の針を刺されて、今から麻酔をかけますと宣言されます。 頭上にには、幾つもの光源を持つ円盤状の照明が自分を照らしている。 麻酔薬が腕に流れてくるのがわかります。 ものすごく冷たいから。 腕から肩へとまるで凍りつくようです。 照明を見つめながらそんなことをほんの数秒感じて、すとんと意識がなくなります。 麻酔が覚めるまで、何も覚えていませんから。 全身麻酔は、徐々に効いてくるのでなく、一気に効くことを知りました。 そしてそして、麻酔が効くのも一気ならば、 なんと目覚めるのも一気です。 夢の中で、自分の名前を呼ばれていることに気がつきます。 何回も~何回も~~。 覚めたときのショックは、だいぶ衝撃的でした。 「ぎゃあ~~」 なんと男の大事なあそこに~~、管がささっている~~~☆ だって、麻酔から垂直に覚めるのですから・・・・。 すべての眠っていた感覚が立ち上がります。 (つづく) 病室からは、淀川が見えました。 僕が釣りをする、愛する河です。 #
by eaglei
| 2010-02-01 23:59
本日1月31日(日曜日)、会社の病院を退院しました。
予定では土曜日だったのですが、 ちょっと余裕を持って、のんびりしたかったこともあって、日曜日に伸ばしました。 ともかく、 手術は大成功でした、 痛かったけど・・・・・。 いろいろと濃い入院生活だったので、報告したいことはいっぱいあるけど、 またゆっくりと綴っていきます。 まずは、病院のK先生、看護士さんたち、スタッフのみなさんには、 本当に感謝です。 僕がすっきりして退院できるのも、すべて病院の皆さまの賜物です。 そして、手術を受けられる時をくれた職場にも感謝です。 ありがとうございました。 明日からは出勤です。 笑顔で、行ってきま~す。 ↓写真は病棟5階から撮った、夜明けの「生駒山」と大阪の下町。 #
by eaglei
| 2010-01-31 22:35
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